着物に欠かせない帯は和装小物の中でも特に高額買取が期待できます。しかし帯の買取価格はメーカーや作家によって異なり、その劣化しやすい性質から保存状態も価格に大きく影響を与えます。そんな着物帯を1円でも高く売るためにはどのような点に気を付けたらよいのでしょうか。おすすめの買取方法についても合わせてご紹介します。

帯だけの買取も可能?

着物をよく着る方は着物よりも帯のほうが多く持っているのではないでしょうか。着物帯は着物よりも高額な値が付く場合があるほどなので、帯のみでも十分買い取ってもらえます。

また、帯にもさまざまな種類があり、現代で見かける帯のほとんどは袋帯か名古屋帯になります。

  • 袋帯

袋帯とは裏面が無地になっており、表面の生地とは分かれている造りの帯になります。二重太鼓を結べる長さで、礼装用とされていますが、最近ではカジュアルなものもあるようです。

  • 名古屋帯

名古屋帯とは巻き付ける部分がもともと半分に折った状態になっている帯を指します。喪服用の帯で、「不幸が重ならない」という意味合いを込めて一重太鼓で結ばれます。袋帯よりも軽くて結びやすい造りになっています。

このほかにも浴衣を着るときに使用する半幅帯や舞妓さんや花嫁用の丸帯などがあり、帯の種類によっても買取価格は変わってきます。

買取価格の決め方は?

買取価格はもともとの帯の値段に加えて、保存状態によって決まります。また、流行や柄の希少性なども考慮して価格がつけられます。

高く売れる帯

  • 人気メーカーの帯

河合美術織物や山口美術織物、170年物長い歴史を持つ西陣織の名門川島織物が有名です。

  • 人間国宝や有名作家の帯

栗山吉三郎、北村武資、浦野理一、高久空木、熊谷好博子、久保田一竹、木村雨山、羽田登喜男、などの帯は高値が付きやすいです。

  • 有名産地の帯

京都府の西陣織、福岡県の博多織、重要無形文化財の結城紬、沖縄伝統の高級織物である芭蕉布のほかに佐波理綴、伝統工芸品として知られる首里花織や米沢織があります。

  • 便利な帯

外国人観光客の増加、着物体験やレンタル和服専門店の人気上昇により、簡単に装着できるワンタッチの帯の需要が高まってきています。

価格が付きやすい種類と価格相場

では実際にどのくらいの値段で買い取ってもらえるのでしょうか。

メーカー別参考価格

川島織物 1,000〜70,000円
河合美術織物 1,000〜40,000円
山口美術織物 8,000〜40,000円

作家別参考価格

 

北村武資 80,000〜300,000円
久保田一竹 10,000〜300,000円
木村雨山 1,000〜500,000円
羽田登喜男 1,000〜300,000円

産地別参考価格

西陣織 0〜60,000円
博多織 100〜100,000円
結城紬 50,000~100,000円
芭蕉布 6,000〜200,000円
佐波理綴 10,000〜50,000円

帯種類別参考価格

袋帯 100〜20,000円
名古屋帯> 100〜20,000円
半幅帯 100〜15,000円
丸帯 0~10,000円
ワンタッチ帯(保存状態良好) 3,500~5,000円

※参考価格は帯の状態により変動するので状態を確認していただくことをお勧めします。

買取額アップのポイント

なるべく早めに売る

帯は肌に直接触れないものの、食べこぼしのシミなどが付きやすく、比較的劣化しやすいといえます。劣化する前の保存状態が良いうちに売ってしまったほうがよいでしょう。

保存状態を維持

着用後は帯クリーニングに出すなどケアを怠らないようにしましょう。一見汚れていないように見えてもそのまましまってしまうと見えない汚れがシミになったり虫食いの原因になったりすることも。

シミ抜きや補修はしない

シミ抜きや補修は自分で行うと素材の風合いが損なわれるためしないほうがよいでしょう。帯の手入れをするにはクリーニング店などの専門的な技術が必要なので、買取に出す際には必要ありません。

証紙をつける

証紙とは帯の産地や種類が記載された登録商標を指します。目利きの査定員であれば証紙がなくとも判断できますが、査定額に直接かかわってくるので、できるだけ無くさないように保管しておきましょう。

おすすめ買取方法

帯を売る方法は主に3つあります。ここではそれぞれの特徴をまとめてみました。

ネットオークション

最近は個人が利用できるオークションサイトも増えてきていますが、売り手と買い手の双方に知識がないと本来の価値で売るのは難しいでしょう。また 登録料、手数料、送料などコストや梱包の手間がデメリットとして挙げられます。

リサイクルショップ

近所にあるリサイクルショップへの持ち込みは手軽な方法にも思われますが、着物帯に詳しい店員がいない限り、正当な価格で買い取ってもらえない可能性が高いです。従量制でまとめて数千円、数百円でしか買い取ってもらえなかった…なんてこともあるようですから、きちんとひとつずつ査定してくれるところが望ましいでしょう。

着物買取専門業者

不要な着物帯を買い取ってもらう場合は着物買取専門業者を利用するのがよいでしょう。着物買取専門店では着物帯の正当な価値を評価できる査定員に値段を査定してもらいます。値段交渉やキャンセルも可能なので自分の納得した値段で買い取ってもらえるでしょう。

着物専門買取業者にはいくつかパターンがあり、買取方法としては大きく出張買取・宅配買取・持込買取に分けられます。それぞれ電話やWEBサイトから手軽に申し込めます。

出張買取

出張買取とは、査定員が自宅にて着物の査定を行い、その場で買取を行う方法で、一番のメリットは着物をお店まで持っていく手間がかからない点です。手数料や梱包の手間もなく、またその場で買い取ってもらえるので気軽に利用できます。また、査定額に納得のいかない場合はキャンセルすることもできます。

宅配買取

宅配買取ではインターネットや電話で申し込み、送られてきた専用のキットに梱包して発送します。業者からの査定後に連絡を受け取り、買い取り額に納得すれば口座に代金を振り込んでもらいます。自分の好きな時間に梱包して送るだけなので自宅にいる時間が短く、査定員に自宅で査定してもらうのが難しい方にとっては利用しやすいでしょう。しかし、現金化までに時間がかかる(場合によっては現金化までに2週間も!)というデメリットもあります。

持込買取

持込買取とは買取専門店に直接持ち込んで査定してもらう方法です。事前に電話をかけて予約を取っておくとスムーズに査定してもらえるでしょう。
持ち込み買取は自分の都合の良い時間に行けるのがメリットですが、大量に売りたい場合には持ち込む際の負担が大きいところがデメリットとなります。

査定の際には身分証明が必要なのでパスポートや健康保険証、免許証をあらかじめ用意しておきましょう。

まとめ

せっかく価値のある帯でも、素人にはその価値はわかりません。スピード買取.jpでは着物を主力商材として扱っており、経験のある査定員がひとつずつ丁寧に査定してくれるので的外れな査定をされる可能性が無く安心です。また、見積もりから出張訪問、査定、キャンセルまで一切費用が掛からないので、帯や着物の買取申し込みを検討している方はまずは一度相談してみてはいかがでしょうか。